他システムとの連携
データ連携機能については、オンプレミス版の場合は標準機能です。
クラウドサービスの場合には、オプション契約となります。
他システムへ棚割データ出力
StoreManagerで管理する棚割管理情報（ロケーション情報、計画情報）を他システムへ渡すことによって、業務効率を向上できます。
◆ 自動発注対象品の出力
棚割計画を自動発注システムに連携することで、自動発注対象品を制御でき、カット品の売り減らしや先付発注が可能になります。
◆ 自動発注 最大／最小在庫の連携
売場がスカスカに見えないようにフェース数×積数を最低在庫に活用。
棚に入りきらない商品のバックヤード戻しの対策として、棚奥在庫を最大在庫として活用。
◆ 商品のロケーション情報連携による店頭作業効率化
商品のロケーション情報を他のシステムに渡すことによって、店頭作業を効率化することができます。
| 連携業務 | 問題点 | 解決例 |
|---|---|---|
| 棚札印刷 | プライスカードの出力順が陳列順になっておらず、設置に時間がかかる | 陳列順を連携し、プライスカードを陳列順に印刷することで改善できます |
| POP印刷 | POPは全サイズ出力して現場でフィットさせる。紙と仕分け作業の無駄が発生、また出力順もバラバラ | 陳列スペースをPOP出力サイズ、陳列順を印刷順に利用する事で改善します |
| EOB | EOBの発注画面の表示順が陳列順になっておらず時間が掛かる | 陳列順をEOBに連携することで改善できます |
| 棚卸表 | 棚卸表が棚順になっておらず商品をさがすのに時間がかかる | レーン番号、ゴンドラ番号を棚卸表に連携することで改善できます |
| 通路別納品 | 納品された商品を仕分けするのが大変 | レーン番号、ゴンドラ番号を物流と連携（通路ごとに発注を分ける等）して改善できます |
| ネットスーパー | 散在する商品をピッキングするのに時間がかかる | ゴンドラ番号と陳列順をネットスーパーピッキング表の表示順に連携することで改善できます |
| 電子棚札 | 電子棚札デバイスと商品との紐づけ作業に時間がかかる | 棚ごとに設置された長尺（3尺）の電子デバイスに商品仕切りを含めた長尺棚札を出力することにより、商品の陳列時間を大幅に短縮できます |
基幹システムなどからのマスタやPOSデータの連携
基幹システムからStoreManagerGX-Rに商品情報やPOSデータを連携させることで、棚割作成やPOS分析などに有効活用できます。
| データ | 主な項目 |
|---|---|
| 商品情報 | JANコード、商品名 |
| チェーン商品情報 | チェーンコード、JANコード、商品名 |
| 商品分類情報 | 分類コード、分類名 |
| 店舗情報 | チェーンコード、店舗コード、店舗名 |
| 売上情報 | JANコード、売上数量、金額、粗利 |
分析データ連携
外部システムで出力した結果をStoreManagerGX-Rに取り込んで、棚割編集画面上に情報を重ねることによって、新しい観点で品揃えを検証することができます。
例えば、ID-POSデータによりデシル上位クラスの売上情報を作成してPOSデータと比較すれば、POSデータだけでは見えなかったカットをしてはいけない商品を識別することができます。
また、リピート率を取り込み、品揃え検討に利用する事例もあります。
その他、外部システムでのアラート情報を、棚割り編集画面に表示することができます。
