StoreManagerGX-R

棚割管理

棚割の管理体系

StoreManagerGX-Rは、棚割を「本部計画棚割」と「店舗実施棚割」の2種類で管理できるようになっています。
「提案棚割」は「確定」されていない棚割として管理できます。

種類 説明 棚割作成者 紐づく店舗
提案棚割取引先が提案する棚割。バイヤーが修正・採用することで本部計画棚割になる。取引先
本部計画棚割本部が計画する棚割で、採用店舗を紐づける。
一般的に「標準棚割」「パターン」などと呼ばれる。
本 部1店舗以上
店舗実施棚割店舗が実際の売場で展開している棚割。
一般的に「実棚」「個店棚割」などと呼ばれる。
店舗やSV1店舗
棚割ID管理

棚割は、「チェーン」の「売場」単位で、「任意の棚割ID」+「棚割開始日」で世代管理されます。
取引先と棚割IDを共有することで、棚割データ交換がスムーズになります。

棚割の世代管理

「棚割開始日」を時系列に世代管理できるので、前の世代の棚割と比較して追加品、カット品などの変更を自動的に抽出できます。
また、店舗実施が決定した「確定棚割」、取引先からアップロードされた「提案棚割」など、棚割の状態を管理できます。

時間軸 棚割開始日 状態 世代
過去2月1日~確定棚割前々回に実施された棚割
3月1日~確定棚割前回に実施された棚割
現在4月1日~確定棚割現在実施されている棚割
未来5月1日~確定棚割次回に実施される棚割
6月1日~提案棚割次々回に実施される棚割
棚割の状態管理

棚割は「作成中」「仮確定」「確定」の状態で管理できます。棚割を「確定」状態にすることで世代管理され、外部システムへの連携や、店舗と取引先への棚割情報の開示を行えます。

  • 棚割データを自動発注システムなどの外部システムに連携 店舗に対して棚替やカット品売り減らしの指示 「Tanawariぽすと」で取引先が棚割をダウンロードできるようになり、取引先は初回発注在庫の用意
売場計画管理

担当する売場を登録することで棚割計画の作成状況を確認できます。
例えば取引先から提案棚割が投函されると色で表示されます。

棚割計画管理

売場計画管理から棚割計画管理に遷移して計画の状況を閲覧できます。
実施中の棚割と計画棚割を表示し、(採用店舗の抜け漏れなど)問題がありそうな場合は警告色で表示し、修正することができます。
一覧表で選択した棚割について、棚割編集、一括帳票出力、一括確定、店舗別にカット商品の処分方法指示、店舗開始日の設定などを行えます。

採用店舗管理

棚割の採用店をマトリックスで効率的に管理できます。
店舗に属性を複数保持できるので、店舗特性にあわせて棚割をアサインすることができます。
例:「エリア」や「所得層」など

新店・改装計画

新店、改装の際に、売場単位に採用する棚割を個別に、あるいは他店舗から一括複写し紐づけることができます。

店舗別の棚割の日付管理

本部計画棚割開始日と異なる店舗は、個別に開始日を変更できます。
また、改装店舗で採用棚割が変更された場合は、変更日を管理できます。

本部計画棚割 採用店舗 棚割開始日
カレー・シチュー3尺5本 9月1日~
東京店9月1日~
品川店9月2日~ (※1日遅れ)
渋谷店9月1日~
新宿店9月1日~
池袋店9月3日~ (※2日遅れ)
上野店9月1日~
店別のレーン番号・ゴンドラ番号を管理

棚割に対して店別の「レーン番号」や「ゴンドラ番号」を割り付けることができます。

これらの情報を他システムに渡すことによって、通路別納品やネットスーパーにおける効率的なピッキングリストの作成に役立てることができます。

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