
運用形態
利用者の運用ニーズに合わせ、様々な製品とクラウドサービスを用意しております。
スタンドアロン版
PC1台単位で使用でき、ライセンスはPC1台ごとに必要です。
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- 他のPCやサーバーと情報共有する場合は、手動ファイル入出力で実現できます。
リッチクライアント版
サーバーで情報共有し、クライアントPCでアプリケーションを実行するネットワーク版です。
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サーバー/クライアント間で必要な時に必要な情報だけを通信するので、サーバーとネットワークへの負荷は小さいです。
GXアップデートの配布方法はサーバーからのダウンロード方式となり、クライアントPCのバージョンアップ作業の煩わしさが解消されます。
サーバーは1台構成でも可能です。 パフォーマンスを重視する場合はアプリケーションとデータベースサーバーの分離を推奨します。
一時的にクライアントPCで必要な情報だけを保持し、ネットワークから切り離して利用することもできます。(切り離しオプションが必要です)
リッチクライアント版のライセンス形態は、同時接続とデバイスの2種類用意しております。
○同時接続ライセンス
同時に使用可能なクライアントPCの接続数によるライセンス形態であり、その接続数はサーバーで管理します。
したがって、クライアントアプリケーションの配布の数には制限がありません。
○デバイスライセンス
サーバーに接続するクライアントPC(デバイス)毎にライセンスが必要です。
シンクライアント版
サーバーで情報管理とGXを実行するネットワーク版です。
GXアプリケーションのバージョンアップは、サーバーのみ実施し、クライアントPCの作業は不要です。
サーバーは最低2台構成で、GXアプリケーションは仮想化システム上で動作します。
GXクラウドサービス
ご契約者専用のリッチクライアントのサーバー環境をNSSが提供します。・サーバー環境からGXアプリケーション全てをセットにしたサービスなので、ユーザーは、クライアントPCを用意頂くだけで利用可能です。
・ライセンス利用料方式ですので、初期費用を抑えることができます。
・事前に登録されたご契約者のグローバルIPアドレス以外からはサーバーに接続できないので、安全です。
・365日、午前6時から翌午前1時までサービスを提供しています。サービス提供時間外に、バックアップやその他サーバーのメンテナンスを行っております。
推奨環境
クライアント用パソコン
OS | Windows8.1 (32/64bit版)(*1) | Windows 10 (32/64bit版) |
---|---|---|
CPU | 2GHz以上のx86互換CPU | |
メモリ | 2GB以上(32bit版)/ 4GB以上(64bit版) | |
グラフィックメモリ | 64MB以上推奨 | |
HDD(空き容量) | 1GB以上(運用により異なる) | |
DBMS | Firebird 2.5.1 | |
アプリケーション 実行時に必要な環境 |
.NET Framework 4.5.2以上(*2) Microsoft Excel 2010、Microsoft Excel 2013、Microsoft Excel 2016、Microsoft Office 365 Excel 半期チャネル バージョン1808のいずれか(*3) |
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備考 (リッチクライアント版のみ適用) |
ファイアウォール、アンチウィルスソフト等による制限を受けないよう以下のポートをブロック対象から除外してください。 ・クライアントPCとAPサーバー間:TCPポート8080(デフォルトの場合) ・クライアントPCとライセンスサーバー間:TCPポート8081(デフォルトの場合) (リッチクライアント版の同時ライセンスの場合)(*4) クライアントPCとサーバー間のネットワーク経路上においても上記ポートを使用した通信が確立される必要があります。 アプリケーションのインストール(バージョンアップ含む)には管理者権限が必要です。 |
[2020/05/11現在]
- Windows8.1は、Microsoftのサポート終了(2023年1月10日予定)時に、StoreManagerGXのシステム要件対象外となります。
- インストールされていない場合、GXをインストールする際に自動でインストールします。(要インターネット接続環境)
- PDFファイルを出力しない場合には必要ありません。
- Ver3以前から自動バージョンアップ機能でバージョンアップを行う場合、すべてのクライアントPCのバージョンアップが完了するまでTCP/UDPポート1947は閉じないでください。
リッチクライアント版用サーバー
リッチクライアント版を使用するためには、クライアントPCの他に最低1台のサーバーが必要です。下記はリッチクライアント版サーバーの参考構成です。詳しいシステム要件については弊社営業担当にお問い合わせください。AP/DB/ライセンスサーバーを1台で共存させた場合の参考構成です。
OS | Windows Server 2012 R2 Standard (64bit版) | Windows Server 2016 Standard (64bit版) | Windows Server 2019 Standard (64bit版) |
---|---|---|---|
CPU | Intel Xeon E3系以上のCPU (推奨:V3シリーズ) | ||
メモリ | 最低:8GB 推奨:10GB(同時接続ユーザー数が60の場合) | ||
HDD(空き容量) | 20GB以上 (*1) | ||
アプリケーション 実行時に必要な環境 |
.NET Framework 4.5.2以上 | ||
IIS(OS付属のバージョン) | |||
ASP.Net | |||
DBMS | Oracle Database 11g R2(11.2.0.4.0) SQL Server 2014/同 SP2/同 SP3(*2) SQL Server 2016/同 SP1/同 SP2(*2) Firebird 2.5.1 |
Oracle Database 12c(12.2.0.1.0) SQL Server 2016 SP1/同 SP2(*2) SQL Server 2017(*2) Firebird 2.5.1 |
Oracle Database 19c(19.3) SQL Server 2019(*2) Firebird 2.5.1 |
備考 | ファイアウォール、アンチウィルスソフト等による制限を受けないよう以下のポートをブロック対象から除外してください。 ・クライアントPCとAPサーバー間:TCPポート8080(デフォルトの場合) ・クライアントPCとライセンスサーバー間:TCPポート8081(デフォルトの場合) (リッチクライアント版の同時ライセンスの場合)(*3) アンチウィルスソフトの誤認識により、StoreManagerGX関連のファイルが削除される場合がありますので、StoreManagerGXインストールフォルダをアンチウィルスソフトの『プロアクティブ脅威防止』(SONAR)スキャン対象外に設定することを推奨します。 【参考】 AP、DBサーバーを別々に構成する場合、以下のポートをブロック対象から除外してください。 ・DBサーバーとAPサーバー間 ・TCPポート1521(Oracleの場合) ・TCPポート1433(SQL Serverの場合) ・TCPポート3050(Firebirdの場合) サーバーを複数で構成する場合、サーバー間のネットワーク経路上においても上記ポートを使用した通信が確立される必要があります。 |
[2020/05/11現在]
- 保有データ量および将来計画により異なります。
- SQLServerのエディションは「Standard」以上を対象とします。
- Ver3以前から自動バージョンアップ機能でバージョンアップを行う場合、すべてのクライアントPCのバージョンアップが完了するまでTCP/UDPポート1947は閉じないでください。